極端な受け口や出っ歯などで顎に大きなズレが生じ、咬み合わせが悪くなり、歯列矯正だけでは治療が難しい場合に診断されるのが顎変形症です。
顎変形症の場合、歯並びを歯列矯正だけで治そうとすると、歯や歯茎に負担がかかってしまいます。そのため、顎変形症の場合、歯列矯正だけでなく、顎の位置を下げたり、出したりするといった外科処置も行って治療します。
「顎変形症」という病名に対する矯正治療、手術・入院費用は、一部の例外を除き、健康保険が適応されます。 また、高額療養費に対する償還払い制度の対象になりますので、1ヵ月間に支払われた医療費の自己負担額(差額ベッド代などは除く)が定められた 限度額(標準報酬月額により変わる)を超えた場合に、患者様からの請求、申請により、払い戻される場合があります。 該当するかどうかのご確認や申請の手続きは、市町村の窓口などでお願いします。
特別な場合を除き、入院し、全身麻酔下で手術をします。入院期間は約10日前後です。
極端な受け口や出っ歯などで顎に大きなズレが生じ、咬み合わせが悪くなり、歯列矯正だけでは治療が難しい場合に診断されるのが顎変形症です。 顎変形症の場合、歯並びを歯列矯正だけで治そうとすると、歯や歯茎に負担がかかってしまいます。そのため、顎変形症の場合、歯列矯正だけでなく、 顎の位置を下げたり、出したりするといった外科処置も行って治療します。
下顎枝垂直骨切り術を除けば、退院時には口を開けられる状態ですので、会話には支障ありません。ただ、口が開きにくい状態はしばらく続きますので、 吐き気をもよおす原因となるようなこと(空腹での飲酒、コーヒーや炭酸飲料の飲み過ぎ、たばこの吸い過ぎなど)は、術後2週間は避けてください。 もしも吐き気をもよおしたら、ゴムで固定されている場合は、迷わず自分でゴムを切って口を開けてください。 食事は、退院直後からしばらくは軟食や経口流動食などを摂るようにしてください。
どんな手術でも、おおむね1ヵ月後には、硬いもの以外は食べられるようになることが多いです。この手術は、ある意味顎の骨折と同じですから、 骨がくっついてさえしまえば、食べることや話すことはリハビリをしているようなものですので、食べられそうなものは積極的に食べていきましょう。
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